楽天モバイルがサービスエリアを更新、東近江市や福知山市などで拡大
- 2021年02月15日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスのサービスエリアを更新した。
Rakuten Mobileは公式ウェブサイトにサービスエリアを掲載しており、2021年2月15日付けで更新したことを確認できる。
現在のエリア、2021年4月末までに拡大予定のエリア、2021年夏以降に拡大予定のエリアを案内している。
日本各地でエリアを拡大しており、Rakuten Mobileの案内によると筆者が拠点とする近畿地方では滋賀県東近江市、京都府福知山市、大阪府堺市西区、堺市美原区、泉大津市が拡大エリアに含まれる。
前回は2021年2月2日付けで更新しており、2021年2月は2度目の更新となった。
なお、サービスエリアは更新日時点のデータをすぐに反映しているわけではない。
2021年2月2日付けの更新では2021年1月21日時点、2021年2月15日付けの更新では2021年2月4日時点のデータに基づき作成したサービスエリアとなる。
そのため、更新日時点では開局した基地局でもサービスエリアでは反映されていない場合もある。
サービスエリアでは楽天回線およびパートナー回線のエリアを掲載しており、Rakuten Mobileが自ら基地局を開設して整備するエリアが楽天回線で、Rakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が基地局を開設して整備するエリアがパートナー回線である。
楽天回線のエリアと表示されている範囲でも屋内や信号強度など利用環境次第ではパートナー回線に接続する場合があることを留意しておきたい。
また、通信方式はいずれも第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を利用できるエリアを表示している。
Rakutenが開催した2020年度(2020年12月期)通期および2020年度第4四半期の決算説明会では楽天回線の人口カバー率に言及しており、2021年1月末時点でLTE方式の人口カバー率は74.9%に達したという。
楽天回線では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入しているが、5Gに関しては4Gとは別に利用できる場所のリストが掲載されている。
2020年9月30日時点では北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県の一部で5Gを利用できる。
5Gのエリアは2021年3月末までにすべての都道府県で整備する計画を表明している。
2021年3月には5Gのエリアも拡大すると思われる。
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