Letvがスマホ再参入
- 2021年05月18日
- Android関連
Letv (楽視)として事業を行う中国のLeshi Internet Information & Technology Corp.,Beijing (楽視網信息技術(北京))はスマートフォン市場に再参入することが分かった。
中国で2021年5月18日にLetvスマートエコシステム発表会と題して開催した発表会においてスマートフォン市場に再参入する計画を正式に発表した。
Letvスーパー携帯電話を意味する楽視超級手机としてスマートフォンを展開する計画である。
具体的な発表および発売の時期は公表していないが、間もなく発表する予定という。
2016年当時のエコシステムを構成する製品のひとつにスマートフォンが含まれており、再びエコシステムを構成する製品を順次拡充する。
最初のスマートフォンは2015年4月に発表してスマートフォン市場に参入を果たした。
当時はブランドをLeTVとして展開していたが、2016年1月にはエコシステムの構築を目指す方針を反映してLeEcoに変更した。
2016年当時のLeEcoのエコシステムを構成する7大分野のひとつにスマートフォンが含められていた。
創業者が夢を追いかけて電気自動車に参入することを決定したが、電気自動車への莫大な投資の影響も受けて経営難に陥った。
経営難を受けてスマートフォンを含めた多くの事業から撤退したため、2017年後半以降はスマートフォンを発売していない。
LeEcoのエコシステムを構成する多くの分野の製品を中断することになり、LeEcoのブランドも事実上の消滅となった。
主力事業の動画配信はLetvとして継続しており、経営再建を図っている。
なお、スマートフォンは関係会社で中国のLemobile Information Technology (Beijing) (楽視移動智能信息技術(北京))が事業会社として展開していた。
ただ、Lemobile Information Technology (Beijing)は履行能力を有するにもかかわらず、期限経過後も支払いせずに債務不履行の状態となり、失信被執行人として掲載された。
スマートフォン市場に再参入後、スマートフォン事業を展開する事業会社は不明であるが、Lemobile Information Technology (Beijing)ではない事業会社がスマートフォン事業を担当する見込み。
Leshi Internet Information & Technology Corp.,BeijingはテレビやイヤホンなどもLeEcoではなくLetvとして展開している。
そのため、スマートフォンもLetvとして展開すると思われる。
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