バルミューダ、BALMUDA Phoneの商標を登録
- 2021年10月03日
- SoftBank-KYOCERA
BALMUDAはBALMUDA Phoneの商標を登録したことが分かった。
日本の特許庁(Japan Patent Office)が発行した商標公報によると、BALMUDAはBALMUDA Phoneの商標に関して2021年1月26日付けで特許庁に商標の登録を出願し、2021年7月12日付けで商標の登録を完了した。
出願人はBALMUDAで、登録番号は商標登録第6415081号となっている。
商標及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務の項目には第9類のスマートフォン、携帯情報端末、携帯情報端末の部品や付属品などが記載されており、スマートフォンで使用する商標になると考えられる。
これまでに、BALMUDAは携帯端末事業に参入することを正式に発表している。
携帯端末事業では第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンを開発および販売する計画である。
新たな製品カテゴリとして携帯端末事業に参入し、家電事業で取得した知見および実績をもとに、携帯端末分野で新たな体験や驚きを提案するという。
また、BALMUDAは新たなブランドとしてBALMUDA Technologiesも発表している。
スマートフォンをはじめとした情報技術(IT)機器など技術集積度が高い製品群をBALMUDA Technologiesのブランドで展開する予定である。
公開情報からBALMUDAが展開する5Gに対応したスマートフォンはBALMUDA PhoneとしてBALMUDA Technologiesのブランドの製品群で展開する可能性が考えられる。
BALMUDAは工場を保有しないファブレスメーカーであるため、スマートフォンの製造ではKYOCERA (京セラ)と協業し、KYOCERAにスマートフォンの製造を委託する。
なお、KYOCERAは一部の携帯端末を除いて基本的に日本国内の工場でスマートフォンを含めた携帯端末を製造している。
日本の通信事業者としてはSoftBank Corp.がSoftBankのラインナップで独占的にBALMUDAの5Gに対応したスマートフォンを取り扱う。
少なくともSoftBankの携帯通信サービスで提供する5Gには対応することになる。
SoftBankのラインナップでは2021年11月以降に販売を開始する予定である。
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