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Ooredoo Myanmarの2021年Q3の業績が判明、ミャンマー情勢が影響



カタールの移動体通信事業者(MNO)であるOoredooは2021年第3四半期の業績を発表した。

Ooredooの業績の発表に伴いOoredooの完全子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるOoredoo Myanmarの2021年第3四半期の業績も判明している。

Ooredoo Myanmarの2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の売上高は前年同期比7.8%増の3億1,475万8,000カタールリヤル(約98億5,013万円)、税引前当期純損失は前年同期比689.2%増の4億2,985万9,000カタールリヤル(約134億5,213万円)となった。

事業別の業績も判明しており、電気通信サービス事業は前年同期比8.8%増の3億1,384万4,000カタールリヤル(約98億2,152万円)で、全体の99.7%と大半を占めている。

固定通信を展開しておらず、移動体通信事業者として展開する携帯通信に集中しているため、電気通信サービス事業は携帯通信サービス事業と考えて問題ない。

前年同期比で赤字幅が大幅に拡大したが、2021年2月1日に発生した政変以降のミャンマー情勢が影響しており、Ooredooはミャンマー情勢がOoredooおよびOoredoo Myanmarの業績に大きな影響を及ぼしたと説明している。

また、2021年2月1日以降にミャンマーの政府機関で電気通信分野などの規制を司る運輸・通信省(Ministry of Transport & Communications:MoTC)の指示を受けて特定の地域で携帯通信サービスを中断しており、さらに影響を大きくしたという。

業績の発表に伴い2021年9月30日時点の事業データも判明した。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比1.6%増の13,331,143件となった。

携帯通信サービスの加入件数のうちポストペイド回線は25,740件で0.2%、プリペイド回線は13,305,403件で99.8%を占める。

2021年第3四半期のカタールリヤル(QAR)ベースのARPUはポストペイド回線が10.8カタールリヤル(約338円)、プリペイド回線が7.2カタールリヤル(約225円)、総合が7.2カタールリヤルである。

Ooredoo Myanmarはデジタル化の取り組みを強化しており、アプリケーションを通じた手続きなどを推進しているという。

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