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チリのEntelが5Gを商用化、基地局はEricssonを使用



チリの移動体通信事業者(MNO)であるEntel Telefonia Localは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2021年12月16日より5Gの提供を開始している。

まずはチリの首都・サンティアゴ市を含めた首都州、タラパカ州、バルパライソ州、リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州、ラ・アラウカニア州の一部が5Gの提供エリアとなる。

2022年12月末まではポストペイドプランおよびプリペイドプランを含めたすべての料金プランで追加料金なく5Gを利用することができる。

5Gに対応した携帯端末として米国(アメリカ)のMotorola Mobility製、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)製、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のスマートフォンを正規に取り扱う。

Entel Telefonia Localのラインナップでは取り扱わないが、中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォンも5Gに対応する。

5Gの無線方式はNR方式を採用している。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成である。

5G向け周波数としてはサブ6GHz帯で3.5GHz帯の50MHz幅、ミリ波(mmWave)で26GHz帯の400MHz幅を取得した。

チリでは26GHz帯の5Gに対応した携帯端末を正規に販売していないため、まずは3.5GHz帯を使用することになる。

3.5GHz帯のNR BandはFR1のn78に該当する。

5Gの基地局を構成する通信設備はスウェーデンのEricssonを採用している。

チリでは2021年12月16日に3社の移動体通信事業者が同時に5Gを商用化することになった。

3社がチリで最初に5Gを導入した移動体通信事業者となる。

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