インドネシアのIndosatと3 Indonesiaが合併を完了、Indosat Ooredoo Hutchisonに
- 2022年01月09日
- 海外携帯電話
インドネシアの移動体通信事業者(MNO)でIndosat Ooredooとして携帯通信事業を展開していたIndosatおよびインドネシアの移動体通信事業者で3またはTriとして携帯通信事業を展開していたHutchison 3 Indonesiaは合併を完了した。
2022年1月4日を効力発生日として合併を実行しており、合併後の新会社の社名はIndosat Ooredoo Hutchisonである。
合併で合意した2021年9月16日の時点では2021年12月末までに合併を完了する予定と案内していた。
しかし、実際は2022年1月4日に合併を完了したため、当初の計画より日程に若干の遅延が生じたことになる。
Indosatはカタールの移動体通信事業者であるOoredooの子会社、Hutchison 3 Indonesiaは香港特別行政区を拠点とする英領ケイマン諸島のCK Hutchison Holding (長江和記実業)の子会社として存在した。
合併に伴いIndosat Ooredoo HutchisonはOoredooおよびCK Hutchison Holdingが共同所有することになり、OoredooおよびCK Hutchison Holdingの折半出資合弁会社であるシンガポールのOoredoo Hutchison Asiaの子会社となった。
持分比率はOoredoo Hutchison Asiaが65.6%、インドネシアのTiga Telekomunikasi Indonesiaが10.8%、インドネシア政府が9.6%である。
そのため、IndosatおよびCK Hutchison Holdingはそれぞれ32.8%ずつ所有することになる。
Indosat Ooredoo Hutchisonはインドネシアで2番目の規模を有する移動体通信事業者となる。
第5世代移動通信システム(5G)はIndosatが2021年6月22日に商用化したため、Indosatが導入した5Gを承継している。
スポンサーリンク