docomo F-03CがFCC通過!! Bluetoothに対応

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NTT docomo向けのFUJITSU製W-CDMA/GSM端末「F-03C」が2010/09/17付けでFCCを通過した。
FCCIDはVQK-F03C。
F-03CはFCCを下記の周波数で通過している。
826.4～846.6MHz：W-CDMA 850 MHz
1850.2～1909.8MHz：GSM 1900 MHz
2402.0～2480.0MHz：Bluetooth
13.56MHz：RFID
W-CDMAネットワークではW-CDMA 850 MHzで通過している。
FCCの資料中にはW-CDMAネットワークはW-CDMA 2100 MHzにも対応しているとの記載がある。
F-01CのFCCの資料でみられたW-CDMA 1700 MHz (Band IX)に関する記載はなかったのでW-CDMA 1700 MHzは非対応であると考えられる。
HSDPA/HSUPAという記載も見られるので、パケット通信はHSPAに対応していることが分かる。
HSDPAはCat8ということなので7.2Mbps、HSUPAはCat6ということなので5.7Mbpsに対応しているようだ。
GSMネットワークはGSM 1900 MHzに対応している。
FCCの資料より、GSMネットワークはGSM 1800/900 MHzにも対応しているのと記載がある。
Bluetoothの周波数では通過しているが、無線LANの周波数では通過していない。
13.56MHzのRFIDの周波数でも通過しているので、FeliCaにも対応している。
電池パックはF19を採用している。
電池容量は830mAhとなっている。
F19はF-03C以外に、F-02Cも採用している。
FCCの資料中にあるTestdata utalizationによると、F-03CはF-02Cと電気的に同じでありソフトウェアも同じであるとのこと。
F-03CとF-02Cはデザイン違いの兄弟端末的な感じになるのでしょう。
FCCではラベルとラベル周辺図が公開されている。
何となくではあるが、角張ったデザインになりそうな気配がする。
F-02Cでは曲線だった辺も、F-03Cは直線となっている。
microSDスロットは電池パック内部に配置されている。
先述の通りF-02Cとは電気的に同じなので、F-03Cのラベルの形状はF-02Cと同じである。
FUJTISU製でNTT docomoの冬商戦向けと思われるメーカー型番の端末でBluetoothに対応しており東名阪バンド(W-CDMA 1700 MHz)や無線LANに非対応な端末はFMP68-MARIMBAとFMP69-VODKA確認されている。
先にFCCを通過したF-02CがFMP68-MARIMBAで、後に通過したF-03CがFMP69-VODKAであると思われる。
FMP68-MARIMBAとFMP69-VODKAはBluetooth認証で同じBluetoothモジュールを搭載していることが確認されている。
因みにFMP68-MARIMBAとFMP69-VODKAはBluetooth認証よりBluetooth 2.1+EDRに対応しており、対応プロファイルはHFP, HSP, DUN, OPP, SPP, HID, A2DP, AVRCP, BIP, HDPであることが判明している。
F-03CはBluetoothには対応しているが東名阪バンドや無線LANには非対応ということなので、ミッドレンジ～ミッドハイといった位置付けでの端末になるのでしょう。



・FCC(FUJITSU F-03C)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=349160&fcc_id=’VQK-F03C’