PCCW向けHuawei製DC-HSPA+対応端末がFCC通過!!

Tweet

中国Huawei Technologies(華為技術)製のW-CDMA/GSM端末「E372-u8」が2010/10/14付けでFCCを通過した。
FCCIDはQISE372U-8。
E372-u8は下記の周波数でFCCを通過している。
826.4～846.6MHz：W-CDMA 850 MHz
1852.4～1907.6MHz：W-CDMA 1900 MHz
824.2～848.8MHz：GSM 850 MHz
1850.2～1909.8MHz：GSM 1900 MHz
W-CDMAネットワークはW-CDMA 1900/850 MHzで、GSMネットワークはGSM 1900/850 MHzで通過している。
FCCの資料より、Dual-Carrier High-Speed Packet Access Plus(DC-HSPA+)に対応したUSBスティック型端末であることが分かる。
チップセットにはQualcomm製のMobile Data Modem(MDM)8220を採用していると記載されている。
Qualcommのプレスリリースによると、MDM8220はDC-HSPA+をサポートする史上初のチップセットであるとのこと。
MDM8220は3GPP Release 8規格に基づいており、下り最大42Mbps/上り最大11Mbpsの高速通信を実現する。
E372u-8はE372の型番で、香港PCCW向けに投入される。
HuaweiのプレスリリースによるとPCCWはアジアで初めてDC-HSPA+サービスを商用展開する通信事業者であるようだ。
PCCWのDC-HSPA+サービスは下り最大42Mbps/上り最大5.76Mbpsの高速通信が実現出来るという。
日本国内ではEMOBILEがDC-HSPA+のサービスを今年中に開始する予定だという。
下り最大42Mbpsから始める予定で、端末はHuaweiからD41HWを調達する模様である。

・FCC(Huawei E372-u8)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=837611&fcc_id=’QISE372U-8′