楽天モバイル、10月以降に47都道府県で楽天回線エリア切り替えを実施
- 2022年10月03日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する携帯通信サービスに関して日本全国の47都道府県の一部地域で2022年10月以降にパートナー回線から楽天回線に切り替えを順次実施すると案内した。
Rakuten Mobileは日本全国で基地局を開設して楽天回線として自社の携帯通信網の整備を進めている。
ただ、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)とローミング協定を締結し、携帯通信網の整備が充実するまでの暫定的な措置としてKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが整備したパートナー回線でローミングも提供している。
これまでに、2020年4月1日より東京都、2020年10月1日より大阪府および奈良県、2021年4月1日より宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県、2021年10月1日より北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県、2022年4月1日より岩手県、山形県、山梨県、和歌山県、島根県、高知県、長崎県、鹿児島県でパートナー回線から楽天回線に切り替えを順次実施している。
すでに47都道府県すべてでパートナー回線から楽天回線に切り替えを開始しているが、全域で完全な切り替えは実施しておらず、パートナー回線で提供する一部地域では2022年10月以降に切り替えを行う。
切り替えに伴い影響が生じると想定されるエリアに居住する加入者に対しては2022年9月下旬頃より案内を開始しているという。
2022年10月以降に利用しづらい状況などが発生した場合は楽天モバイルコミュニケーションセンターに連絡するよう求めており、個別に状況を調査したうえでスマートフォンの一時貸し出しなど早急に対応すると案内している。
なお、東京都特別区(東京23区)、大阪府大阪市、愛知県名古屋市は当初よりローミングの対象外である。
東京都では一部地域を除いて原則として2021年3月末に切り替えを完了した。
ローミングを提供していない地域でも屋内施設や観光名所など一部ではローミングを提供する場合があることに留意しておきたい。
詳細なエリアはRakuten Mobileの公式ウェブサイトで案内しており、エリアは2022年11月中旬に更新する予定である。
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