KDDI、楽天モバイル向けローミングのエリアを更新
- 2022年10月04日
- KDDI-総合
KDDIはRakuten Mobile (楽天モバイル)向けローミングのエリアを更新した。
Rakuten Mobile向けローミングのエリアはKDDIの公式ウェブサイトに掲載しており、2022年10月3日付けで更新したことを確認できる。
更新は2022年4月4日以来で約半年ぶりとなる。
2022年10月末を目途に2022年10月3日付けで更新したエリアの情報となる予定である。
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はRakuten Mobileとローミング協定を締結し、Rakuten Mobileに対してローミングで携帯通信サービスを提供している。
ただ、ローミングは移動体通信事業者(MNO)として新規参入したRakuten Mobileの携帯通信網が充実するまでの暫定的な措置となっている。
そのため、Rakuten Mobileが携帯通信網を整備した地域ではローミングを順次終了し、Rakuten Mobileの携帯通信網に切り替えている。
近畿地方の市町村としては滋賀県では大津市以外の市町村、京都府では京都市および長岡京市以外の市町村、大阪府では島本町、兵庫県では神戸市、尼崎市、明石市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市以外の市町村、奈良県では奈良市、天理市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、宇陀市、三郷町、斑鳩町、広陵町、明日香村、天川村以外の市町村、和歌山県ではすべての市町村で2023年3月末に原則としてローミングを終了する。
また、奈良県では天川村は2024年3月末に原則としてローミングを終了する予定である。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入しているが、ローミングはLTE方式で提供している。
周波数は800MHz帯を基本としており、LTE BandはBand 18およびBand 26となる。
Band 18およびBand 26を優先の搬送波とするキャリアアグリゲーション(CA)によって800MHz帯以外の周波数もローミングで利用できる場合がある。
詳細なローミングを利用できるエリアはKDDIおよびRakuten Mobileの公式ウェブサイトで案内している。
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