Xperia 1 IV (A201SO)が5G SAに対応、ソフトバンクは5Gの上りを高速化
- 2022年10月06日
- SoftBank-SONY
SoftBank Corp.はSony製のスマートフォン「Xperia 1 IV (A201SO)」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始した。
Xperia 1 IV (A201SO)に対しては2022年10月4日より新たなソフトウェアのアップデートを順次提供している。
主な更新内容としては5Gスタンドアローンに対応するほか、セキュリティの向上も含まれている。
ソフトウェアのアップデートは端末単体で適用することができる。
ソフトウェアのアップデートが完了するまでに最大で20分程度を要する場合があるという。
第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成としては第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成および単独で動作するスタンドアローン(SA)構成が規定されている。
SoftBank Corp.はSA構成のOption 2に準拠した5Gを5Gスタンドアローンとして展開している。
Xperia 1 IV (A201SO)はSoftBank Corp.が展開するSoftBankのラインナップで2022年6月3日に発売した。
発売当初よりNSA構成のOption 3xに対応しているが、2022年10月4日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用後は新たにSA構成のOption 2にも対応することになる。
また、2022年10月4日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用すると5Gの通信速度が高速化する。
5Gの通信速度は発売時点で下り最大3.0Gbps/上り最大298Mbpsであるが、下り最大3.7Gbps/上り最大658Mbpsとなるため、通信速度を高速化したことが分かる。
なお、下り最大3.7Gbps/上り最大685Mbpsのエリアは埼玉県さいたま市中央区上落合一丁目に限定しており、下り最大3.7Gbpsは設備の通信経路によって最大速度で提供できない場合があるという。
これまで、SoftBank Corp.の5GではSHARP製のAQUOS R7 (A202SH)の下り最大3.7Gbps/上り最大444Mbpsが最高速であるため、SoftBank Corp.の5Gとしても上りの通信速度を高速化することになった。
Xperia 1 IV (A201SO)のソフトウェアのアップデートに関する詳細はSoftBankの公式ウェブサイトで確認できる。
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