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インド最大手のReliance Jio Infocomm、5G基地局はEricssonとNokiaの採用が確定



インドの移動体通信事業者(MNO)であるReliance Jio Infocommは第5世代移動通信システム(5G)の基地局でスウェーデンのEricssonおよびフィンランドのNokia Solutions and Networksを採用したことが分かった。

Reliance Jio InfocommはNR方式に準拠した5Gを整備する計画で、基地局を構成する無線アクセスネットワーク(RAN)の通信設備は少なくともEricssonおよびNokia Solutions and Networksが供給することになった。

なお、NR方式のRAN構成はスタンドアローン(SA)構成を採用する計画である。

EricssonおよびNokia Solutions and NetworksはそれぞれReliance Jio Infocommに関して報道発表資料を公開している。

EricssonはEricsson Radio SystemポートフォリオのRANの製品およびポートフォリオを長期にわたりReliance Jio Infocommに供給するという。

また、Nokia Solutions and Networksはインド全土を対象としてAirScaleポートフォリオのRANの製品を複数年にわたりReliance Jio Infocommに供給する予定である。

Nokia Solutions and Networksが供給するAirScaleポートフォリオの製品には大規模MIMO (Massive MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置、複数の周波数に対応した無線装置、ソフトウェアなどが含まれている。

Reliance Jio Infocommは第4世代移動通信システム(4G)で携帯通信事業に新規参入しており、4GではRANの通信設備の大部分を韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)から調達してきた。

しかし、Samsung Electronicsは5Gに関して案内しておらず、5Gでは少なくともEricssonおよびNokia Solutions and Networksの採用が確定した。

EricssonおよびNokia Solutions and Networksとしては初めてReliance Jio Infocommと協業することになった。

2022年7月時点でReliance Jio Infocommの加入件数は約4億1,593万件となり、インドで占有率は36.23%に達している。

加入件数を基準にインドでは最大手の移動体通信事業者となっている。

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