京セラ製のEB1136とEB1136NCがFCC通過、NTTドコモ向けKY-42CとKY-43Cか
- 2022年11月25日
- docomo-KYOCERA
NTT DOCOMO向けと思われるKYOCERA (京セラ)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「EB1136」が2022年11月22日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1136である。
携帯通信網はLTE (FDD) B5/B12, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11b/g/nに対応しており、周波数は2.4GHz帯を利用できる。
EB1136はメーカー型番で、フィーチャーフォンであることが分かっている。
EB1136には派生機種としてEB1136NCも存在し、FCCではEB1136とEB1136NCは同一機器の扱いで認証を受けている。
EB1136とEB1136NCの相違点はカメラ機能で、EB1136はカメラ機能を搭載しているが、EB1136NCはカメラ機能を搭載していない。
FCCの認証を取得時に米国で販売もしくは展開を行わないため、日本の消費者向けに日本語で取扱説明書を作成したと宣言しており、日本向けのフィーチャーフォンであることが確定している。
FCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を実施するため、日本で利用できる周波数は特定できないことが多いが、米国で利用できる国際ローミング向け周波数の傾向から販売元の移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合がある。
EB1136とEB1136NCは国際ローミング向け周波数の傾向からNTT DOCOMO向けが有力と考えられる。
そのため、EB1136はDIGNO ケータイ KY-42C、EB1136NCはDIGNO ケータイ カメラレス KY-43Cに該当すると思われる。
いずれもNTT DOCOMOより正式に発表されている。
2023年3月以降に発売する予定である。
スポンサーリンク