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マカオ特別行政区の2022年10月の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

電気通信分野の統計資料の更新に伴い2022年10月末時点の情報を公開している。

携帯電話サービスの加入件数は1,200,712件で、2022年10月中に120万件を超えた。

前月比では2021年12月から2022年8月まで9か月連続で減少したが、2022年9月から2か月連続で増加した。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を発表しており、2022年第3四半期末時点で約671,900人である。

加入件数と人口の数値には1か月の開きがあるが、おおよそのマカオ特別行政区における携帯電話サービスの人口普及率は約178.70%となる。

加入件数は契約種別ごとの内訳も公表している。

第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線が20,398件、3Gのプリペイド回線が5,473件、LTEのポストペイド回線が899,315件、LTEのプリペイド回線が275,526件となった。

回線の定義は3Gがマカオ特別行政区で3GのW-CDMA方式もしくはCDMA2000方式、LTEがマカオ特別行政区で第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3Gを利用できる回線を意味する。

3Gは世代、LTEは4Gの無線方式であるため、郵電局は世代と無線方式で表記を統一していない。

ただ、マカオ特別行政区では免許の種別が3GとLTEで、規制当局の立場として免許の種別を基準に表記している。

支払方式別の比率はポストペイド回線が919,713件で約76.60%、プリペイド回線が280,999件で約23.40%、通信別の比率は3Gが25,871件で約2.15%、LTEが1,174,841件で約97.85%となっている。

マカオ特別行政区では4者の移動体通信事業者(MNO)が携帯電話事業を行う。

一部の移動体通信事業者が2022年11月14日に第5世代移動通信システム(5G)を導入したため、2022年11月の統計資料から5Gを反映すると思われる。

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