日本向け京セラ製スマホEB1147がFCC通過
- 2022年12月07日
- Android関連
KYOCERA (京セラ)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「EB1147」が2022年12月6日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1147である。
携帯通信網はLTE (FDD) B2/B4/B5/B12, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
EB1147は未発表端末のメーカー型番で、スマートフォンとなる見込みである。
FCCではEB1147に関する情報の一部を公開しており、本体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約156.0×72.0×8.9mmとなっている。
ラベルには特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を確認できるため、日本向けであることは確実と考えられる。
なお、電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は011-220070、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF22-0185001である。
米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を行う。
そのため、FCCの認証では日本で利用できる周波数を特定できない場合が多いが、米国で利用できる国際ローミング向けの周波数の傾向から販売元の移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合がある。
EB1147は国際ローミング向けの周波数の傾向からKDDIと同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)もしくはSoftBank Corp.向けと推測できる。
FCCの認証を通過した時期を考慮すると、2023年2月から2023年4月頃に発売すると思われる。
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