ソフトバンク、トルコとの国際電話などを無償化

Tweet

SoftBank Corp.はトルコとの国際電話などの料金を期間限定で無償化すると発表した。

2023年2月6日に発生したトルコ南東部を震源とする大規模な地震とその余震の影響を考慮した措置となる。

対象の顧客はSoftBank Corp.が展開するSoftBank、Y!mobile、LINEMOの携帯通信サービスを利用する顧客である。

対象の期間は2023年2月6日から2023年3月5日となっている。

表記の期間は日本標準時を基準とする。

SoftBank Corp.は2023年2月15日付けで発表したが、2023年2月6日から2023年2月14日までの利用分も適用の対象となる。

ポストペイド回線では対象期間の利用分は一度請求したうえで、翌月以降の請求で返金となる場合がある。

プリペイド回線のシンプルスタイルでは対象月の利用分を残高から引くが、翌月以降に利用分を戻すという。

返金などのタイミングで契約中であることが適用の条件となっている。

対象のサービスは国際電話、国際SMS、国際ローミングである。

国際電話は日本からトルコへの国際電話に係る料金、国際SMSは日本からトルコへの国際SMSの送信に係る料金、国際ローミングはトルコから日本向けおよびトルコ国内間の音声通話とSMSの送信に係る料金が対象となる。

なお、トルコ国内で国際ローミングを利用する場合はTT Mobil Iletisim Hizmetleri、Turkcell Iletisim Hizmetleri、Vodafone Telekomunikasyonの3社が対象の移動体通信事業者(MNO)となっている。

国際ローミングではTT Mobil Iletisim HizmetleriおよびVodafone Telekomunikasyonは第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、Turkcell Iletisim HizmetleriはGSM方式とW-CDMA方式に対応する。

国際ローミングの詳細はSoftBankの公式ウェブサイトで確認できる。

SoftBank