ソニー製の未発表スマホがFCC通過、中低価格帯のXperiaスマホか
- 2023年02月28日
- Android関連
Sony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-51629L」が2023年2月27日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはPY7-51629Lである。
携帯通信網はLTE (FDD) B4/B5, LTE (TDD) B41, W-CDMA IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
PY7-51629Lは未発表端末である。
FCCの認証では型番を掲載しておらず、型番に代わりFCC IDを機器名称として使用する。
無線LANはIEEE 802.11axで認証を受けていないため、IEEE 802.11axには非対応となる。
IEEE 802.11axには対応していないことから、高価格帯のスマートフォンではなく、低価格帯もしくは中価格帯のスマートフォンになると考えられる。
FCCの認証を通過した時期から2023年夏頃に発売すると推測できるため、Xperia Ace IIIもしくはXperia 10 IVの後継機種に相当すると考えられる。
米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限定して認証を行うため、米国で利用できる周波数が限定的なPY7-51629Lは日本向けとなることが有力と推測している。
米国で利用できる国際ローミング向けに対応した周波数の傾向から販売元の移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合がある。
販売元はNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)のいずれかと思われる。
スポンサーリンク