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日本向けと思われるミッドレンジのソニー製スマホがFCC通過



Sony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-18176E」が2023年3月28日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。

FCC IDはPY7-18176Eである。

携帯通信網はLTE (FDD) B4/B5/B12, LTE (TDD) B41, W-CDMA IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

PY7-18176Eは未発表のスマートフォンのFCC IDである。

FCCでは型番を記載しておらず、型番の代わりにFCC IDを機器名称として使用する。

ハイスペックなスマートフォンでは基本的に対応する無線LANのIEEE 802.11axを利用できないため、Xperiaシリーズで展開するミッドレンジのスマートフォンになると考えられる。

米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を行う。

携帯通信網は米国で利用できる周波数が限定的であるため、日本向けのスマートフォンとなる見込みである。

米国で利用できる国際ローミング向け周波数の傾向から販売元の移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合がある。

しかし、PY7-18176Eの場合はNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)、SoftBank Corp.いずれも想定できる。

日本の移動体通信事業者から2023年夏に発売すると思われる。

FCC

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