スリランカのDialog Axiata、国際協力機構と社会開発で協力
- 2023年06月16日
- 海外携帯電話
スリランカの移動体通信事業者(MNO)であるDialog Axiataは独立行政法人国際協力機構(Japan International Cooperation Agency:JICA)とスリランカの社会開発プロジェクトの推進で協力すると発表した。
Dialog Axiataは携帯通信事業を主力事業とするが、電力、水、農業など広範な分野でスリランカの社会開発プロジェクトにも取り組んでいる。
スリランカの社会開発プロジェクトの影響力を高める目的で、独立行政法人国際協力機構と協力することになった。
電気通信分野で実績が豊富なDialog Axiataと150以上の国および地域で活動する独立行政法人国際協力機構の専門的な知見を組み合わせることで、スリランカの社会開発および経済発展に貢献するという。
Dialog AxiataはマレーシアのAxiata Groupの連結子会社である。
Axiata GroupのDialog Axiataに対する持分比率は2022年11月30日時点で82.27%となっている。
本社はスリランカのコロンボ市に所在する。
スリランカでは最大の外国直接投資で、規模は合計で32億米ドル(約4,474億6,400万円)に達している。
携帯通信事業のほかに連結子会社を通じて固定通信事業および放送事業なども展開しており、スリランカでは各分野で影響力を有する。
特に携帯通信分野ではスリランカを代表する存在で、加入件数を基準としてスリランカで最大の移動体通信事業者となっている。
南アジアで最初にeSIMを商用化した移動体通信事業者もDialog Axiataである。
スポンサーリンク