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FCNT合同会社が個人向けメーカーブランド製品の修理受付を終了、部品の調達困難で



香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)の連結子会社であるFCNT LLC (FCNT合同会社)は個人向けメーカーブランド製品の修理の受け付け状況に関して案内した。

Fujitsu (富士通)、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ)、大和管財に社名を変更したFCNT LIMITED (FCNT株式会社)の時期に発売した個人向けメーカーブランド製品に関しては修理の受け付けを終了したという。

対象の製品はスマートフォンがARROWS M01、arrows M02、arrows RM02、arrows M03、arrows M04、arrows M05、arrows RX、タブレットがarrows Tab M01T、翻訳機がarrows hello AT01である。

修理の受け付けを終了した理由は修理用の部品の調達が困難であるためと説明している。

メーカーブランド製品は移動体通信事業者(MNO)が保証義務者となる製品ではなく、メーカー側が保証義務者となる製品を意味する。

FCNT LLCの公式ウェブサイトではarrows RXは楽天モバイル製品と記載しているが、移動体通信事業者として事業を開始後もRakuten Mobile (楽天モバイル)向け製品は保証義務者がRakuten Mobileではなく、メーカー側が保証義務者となるため、修理はメーカーブランド製品と同一の扱いとなる。

なお、FCNT LLCは2023年9月29日付けでFCNT LIMITEDから携帯端末に係る事業を譲受した。

FCNT LIMITEDはFujitsuのモバイルフォン事業本部から始まり、Fujitsuのモバイルフォン事業本部を分社化およびFujitsuの携帯端末に係る事業を移管したFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESから吸収合併や社名の変更を経て携帯端末に係る事業を継続してきた。

しかし、2023年5月30日付けで東京地方裁判所に民事再生手続きの申立てを行い、携帯端末に係る事業は2023年5月30日以降に速やかに停止することになった。

最終的にFCNT LLCがFCNT LIMITEDから携帯端末に係る事業を承継したため、Fujitsu、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES、FCNT LIMITEDの時期に発売した携帯端末の修理もFCNT LLCが引き受けている。

FCNT

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