スロバキアのOrange Slovensko、2月22日に3Gを終了
- 2024年02月09日
- 海外携帯電話
フランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeの完全子会社でスロバキアの移動体通信事業者であるOrange Slovenskoは2024年2月22日に第3世代移動通信システム(3G)を終了することが分かった。
Orange Slovenskoは2024年1月18日から段階的に3Gの停波を行い、2024年2月22日に3Gの停波を完了する予定である。
3Gの停波の完了をもって3Gの提供を終了する。
2022年4月26日時点では2024年12月31日までに3Gの停波を完了する予定と案内していたが、当初の計画より早期に3Gを停波することになった。
スロバキアの移動体通信事業者であるSWANとは国内ローミング協定を締結しており、SWANの加入者は国内ローミングでOrange Slovenskoの携帯通信網を利用できる。
当初、国内ローミング協定では第2世代移動通信システム(2G)および3Gを対象としていたが、第4世代移動通信システム(4G)も対象に追加したため、3Gの停波でSWANの加入者に与える影響は軽微と見込まれている。
なお、3Gの無線方式はW-CDMA方式を採用した。
W-CDMA方式では周波数は900MHz帯および2.1GHz帯を使用する。
2.1GHz帯は一部の帯域を4Gおよび第5世代移動通信システム(5G)に転用している。
3Gの停波を完了後も2Gは継続するため、2024年2月23日以降は2G、4G、5Gを提供することになる。
2022年4月26日時点で2Gは2028年から2030年の間に終了する予定と案内しており、詳細な日程は確定していない。
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