米Orbicがニューヨーク州の本社に工場開設へ、製造子会社を設立
- 2024年02月09日
- Android関連
米国(アメリカ)のReliance Communicationsは米国でスマートフォンなどの携帯端末を製造するために子会社を設立したことが分かった。
Reliance Communicationsは2023年12月6日に米国でOrbic Electronics Manufacturingを設立しており、Orbic Electronics Manufacturingが米国で工場を運営する事業会社となる。
これまでに、Reliance Communicationsは製造事業を中国やインドから米国に移転する取り組みを公表している。
米国で携帯端末の製造を行い、Made in Americaの製品として展開する計画である。
Orbic Electronics Manufacturingは工場の詳細な情報を開示しており、工場の開設に向けてニューヨーク州サフォーク郡の政府機関であるサフォーク郡産業開発庁(Suffolk Country Industrial Development Agency:SCIDA)より予備的な承認を受けた。
500人以上の雇用と3,080万米ドル(約45億6,995万円)の投資を行い、サフォーク郡の製造業の強化に貢献すると表明している。
サフォーク郡の555 Wireless Blvdに工場を開設する予定で、約20,234平方メートルの土地に所在する既存の約6,503平方メートルの施設を借りて工場として改修する。
施設の改修および高度な製造技術に投資することで、年間製造台数は500万台の目標を達成する見込みで、工場の開設から5年以内には1,000人以上の雇用を創出する計画という。
555 Wireless BlvdはReliance Communications、同社の子会社で国際事業を担う米国のOrbic North America、Orbic Electronics Manufacturingの本社の所在地であるため、本社の所在地に工場を開設することになる。
なお、Reliance Communicationsは本社と登記上の本店が異なり、登記上の本店はニュージャージー州に所在する。
Orbic North AmericaおよびOrbic Electronics Manufacturingは本社が登記上の本店となっている。
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