米Orbicがスマホなどの製造を米国に移転へ、Made in USAをアピールか
- 2024年01月12日
- Android関連
米国(アメリカ)のReliance Communicationsは携帯端末の製造を米国に移転する計画を発表した。
Reliance CommunicationsはOrbicの商標を使用して携帯端末を展開しており、スマートフォン、モバイル無線LANルータ、タブレットの製造を米国に移転する計画である。
Reliance Communicationsによると同社は米国を拠点とする会社としては携帯端末の製造を米国に戻す最初の会社になるという。
詳細な時期までは案内していないが、近い将来にOrbicの携帯端末は正式にMade in USAと表示すると説明している。
Made in USAを強調して携帯端末を展開することになると思われる。
これまで、Reliance Communicationsは中国およびインドで携帯端末を製造している。
自社では工場を保有しておらず、中国では同国のShenzhen Unimaxcomm (深圳市優利麦克開発科技)、インドでは同国のZJY RIGHT SOURCE INDIAが製造を行う。
米国ではニューヨーク州のロングアイランドに年間500万台の製造能力を有する工場を開設する計画である。
2024年には500人の新規雇用を創出するという。
Reliance Communicationsの本社はニューヨーク州サフォーク郡に所在しており、ロングアイランドの中部に位置する。
そのため、工場はReliance Communicationsの本社と比較的近い場所に開設することになる見込みである。
Reliance Communicationsは米国および米自治領プエルトリコ自治連邦区で携帯端末を展開してきたが、2023年から子会社で米国のOrbic North Americaを通じて国際展開を開始しており、日本および豪州(オーストラリア)にも参入している。
日本や豪州でも米国製の携帯端末を展開することになると思われる。
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