ナウルでNeotelが第2の携帯電話事業者として新規参入か、ノキアなどを選定
- 2024年02月02日
- 海外携帯電話
ナウルでNeotelが移動体通信事業者(MNO)として新規参入する見通しであることが分かった。
米国(アメリカ)のBlue Arcus TechnologiesはフィンランドのNokia Corporationの完全子会社で同国のNokia Solutions and NetworksとともにNeotelから通信設備のベンダとして選定されたことを開示した。
Blue Arcus Technologiesが供給する第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)向けのコアネットワークとNokia Solutions and Networksが供給する無線アクセスネットワーク(RAN)の通信設備を組み合わせて、ナウルで携帯通信網を構築する計画という。
Blue Arcus TechnologiesとNokia Solutions and Networksともにナウルで通信インフラストラクチャの変革をもたらし、太平洋諸国全体で存在感の拡大を目指すと表明している。
Neotelの詳細は開示していないが、Neotelが通信設備のベンダを選定したことから、同社が移動体通信事業者としてナウルで携帯通信事業を展開する計画と推測できる。
なお、Neotelのロゴはナウルの国旗を連想する配色となっている。
Blue Arcus Technologiesの開示からは4Gおよび5Gを整備できるよう通信設備を供給する計画と分かるため、初期には少なくとも4Gを整備することは確実である。
ナウルの移動体通信事業者は豪州(オーストラリア)のTelstra Groupの連結子会社であるDigicel (Nauru)の1社となっている。
そのため、Neotelはナウルで第2の移動体通信事業者として新規参入することになると思われる。
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