米Mavenir、Qualcomm製プラットフォームベースの無線装置を開発

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米国(アメリカ)のMavenir Systemsは同国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが提供するQualcomm QRU100 5G RAN Platformを採用した無線装置の開発を発表した。

Mavenir SystemsはOpenBeamとして無線装置を展開している。

OpenBeamのラインナップにQualcomm QRU100 5G RAN Platformを採用したOpenBeam Massive MIMO Radioを加える。

OpenBeam Massive MIMO RadioはMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置となる。

128個のアンテナ素子で最大200Wの出力に対応した32TRX AAU低出力モデルおよび192個のアンテナ素子で最大320Wの出力に対応した32TRX AAU高出力モデルを用意する。

32TRX AAU低出力モデルは高トラヒックエリアにおける展開に最適化しており、32TRX AAU高出力モデルはカバレッジの拡大や無線アクセスネットワーク(RAN)の共有に適するという。

いずれもOpen RANの仕様策定を推進する標準化団体であるO-RAN ALLIANCEで定めたO-RANフロントホール仕様に準拠している。

周波数はTDDの中帯域に対応する。

優れた電力効率を実現するため、環境に優しいほか、移動体通信事業者(MNO)の営業費用の削減に貢献できる。

そのため、グリーンでオープンな無線装置の新製品として強調している。