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NTTドコモ、O-RAN準拠の5G基地局で9種類の集約装置と31種類の無線装置を展開



NTT DOCOMOはOpen RANに対応した第5世代移動通信システム(5G)の基地局で9種類の集約装置と31種類の無線装置を展開していることが分かった。

NTT DOCOMOは公式ウェブサイトに開設したOREXのページでOpen RANの実績を掲載しており、2023年12月時点の情報を開示している。

5Gの基地局は導入予定も含めて9種類の集約装置と31種類の無線装置を組み合わせている。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページを参照すると、ベンダも特定することができる。

集約装置はFujitsu (富士通)、NEC Corporation (日本電気)、フィンランドのNokia Solutions and Networksが供給する。

無線装置のベンダは700MHz帯および2GHz帯がFujitsu、NEC Corporation、Nokia Solutions and Networks、3.4GHz帯がDKK (電気興業)および韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯がFujitsu、NEC Corporation、Samsung Electronicsとなる。

集約装置と無線装置を接続するフロントホール仕様はOpen RANを推進する国際的な標準化団体であるO-RAN ALLIANCEで策定したO-RANフロントホール仕様に準拠している。

同一ベンダの集約装置と無線装置で構成する5Gの基地局も存在するが、複数ベンダの集約装置と無線装置を組み合わせて運用する。

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