Bluewaves Mobility Innovation、O-RAN準拠の5G無線装置でIntelと協力
- 2024年03月05日
- 海外携帯電話
カナダのBluewaves Mobility Innovation (BMI)はOpen RANおよび第5世代移動通信システム(5G)に対応した無線装置の開発で米国(アメリカ)のIntel Corporationと協力すると発表した。
Intel Corporationが提供するIntel Agilex FPGAをBluewaves Mobility Innovationが開発する次世代の無線装置に組み込み、パフォーマンスおよび電力効率の向上を実現する計画である。
無線装置のフロントホール仕様はOpen RANを推進する国際的な標準化団体であるO-RAN ALLIANCEで策定したO-RANフロントホール仕様に準拠する。
携帯通信網はすべての国家の通信インフラストラクチャの重要な部分として考えられていることを認識しており、カナダのオンタリオ州の州都・トロント市を中心とするトロント大都市圏で製造拠点を設立するとともに、Intel Corporationなどと協力して堅牢で回復力がある安全な北米(北アメリカ)O-RANサプライチェーンを構築するという。
なお、Bluewaves Mobility Innovationは旧社名がZillnk Technologyである。
本社はトロント市に所在する。
中国のZillnkとして事業を行うSichuan Hengwan Technology (四川恒湾科技)のカナダ法人として機能していた。
日本法人も設立しており、当初の社名はZillnk Japanであるが、Bluewaves Mobility Innovation Japanに社名を変更した。
日本の移動体通信事業者(MNO)向けとしてはRakuten Mobile (楽天モバイル)に3.7GHz帯の5Gに対応したアンテナ分離型無線装置を供給している。
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