AST SpaceMobile、米最大手Verizonと提携を発表

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米国(アメリカ)のAST SpaceMobileは米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして携帯通信事業を行うCellco Partnershipと提携すると発表した。

AST SpaceMobileはCellco Partnershipと1億米ドル(約156億円)のコミットメントを含む提携を行うという。

1億米ドルのコミットメントには6,500万米ドル(約101億円)の商業前払いおよび3,500万米ドル(約55億円)の転換社債が含まれている。

Cellco Partnershipは加入件数を基準として米国で最大の移動体通信事業者となっている。

AST SpaceMobileのスペースモバイルを採用して米国本土で人口カバー率を100%まで高める。

AST SpaceMobileのスペースモバイルは低軌道衛星(LEO)から構築する携帯通信網と一般的な携帯端末の直接通信を実現するサービスである。

地上の移動体通信事業者が割当を受けた周波数で標準の携帯通信技術を運用するため、既存の一般的な携帯端末で利用できる。

AST SpaceMobileとCellco Partnershipの提携では周波数は850MHz帯を使用することが決定している。

米国本土の全国的な移動体通信事業者としては3社のうちCellco PartnershipおよびAT&T Mobilityの2社がAST SpaceMobileのスペースモバイルを採用することになった。

日本の移動体通信事業者としてはRakuten Mobile (楽天モバイル)がAST SpaceMobileのスペースモバイルを採用することが決定しており。2026年中に商用化する計画である。