台湾の携帯電話事業者、3Gの提供を原則終了

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台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信：FET)は第3世代移動通信システム(3G)の提供を原則として終了した。

3社とも原則として2024年6月30日までに3Gの停波を行い、同時に3Gの提供を終了することで決定していた。

なお、Chunghwa Telecomは一部の遠隔地に限定して2024年7月1日以降も3Gを維持する計画も明確化している。

加入者に与える影響を考慮して2024年7月1日以降も3Gの停波を完了していない地域が多いが、公式には2024年6月30日をもって3Gの提供は終了したことになる。

Far EasTone Telecommunicationsは2024年6月30日までに多くの地域で3Gの停波を完了したが、Chunghwa TelecomおよびTaiwan Mobileは多くの地域で3Gの停波を完了しておらず、2024年7月1日以降に3Gの停波を段階的に進める。

3社とも3Gの無線方式はW-CDMA方式を採用した。

Far EasTone Telecommunicationsは2005年7月13日、Chunghwa Telecomは2005年7月26日、Taiwan Mobileは2005年10月20日に3Gを商用化したため、最長で19年弱も3Gを提供したことになる。

Taiwan Mobileは2005年5月25日にトライアルとして無料で3Gの提供を開始したが、3Gに対応した料金プランの導入および正式な3Gの商用化は2005年10月20日である。

台湾では3G業務の免許に基づく電気通信役務、すなわち3G契約の回線は2018年12月31日をもって提供を終了したが、W-CDMA方式の携帯通信網は維持してきた。

これまでに、第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式の停波を完了している。

そのため、公式には2024年7月1日以降は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できることになる。