香港特別行政区のCSL Mobile、HUAWEI Pura 70 Ultra向け衛星通信サービスを開始
- 2024年07月13日
- 海外携帯電話
香港特別行政区のHong Kong Telecommunications (HKT)の完全子会社で香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるCSL Mobile (香港移動通訊)は携帯通信サービスで付加価値サービスとしてTiantong (天通)を用いた衛星通信サービスを提供すると発表した。
CSL Mobileが展開する1O1O、csl、Club Simの携帯通信サービスでポストペイドプランの加入者が衛星通信サービスに申し込みできる。
携帯通信サービスが圏外の遠隔地で予期せぬ事態が発生時も衛星通信サービスで連絡を行えると説明している。
Tiantongの衛星通信サービスは中国の移動体通信事業者であるChina Telecom (中国電信)が提供しており、CSL MobileはTiantongを用いた衛星通信サービスを提供するための承認を受けた最初の香港特別行政区の移動体通信事業者となった。
基本料金は月額28香港ドル(約570円)で、24か月の定期契約が必要であるが、定期契約の期間満了後は定期契約がないプランに自動で移行する。
定期契約の期間は中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾の電話番号を対象に毎月60分の音声通話を追加料金なく利用できるが、定期契約の期間満了後は毎月2分間となる。
所定の無料通話分を超過後は香港特別行政区の電話番号は1分あたり15香港ドル(約310円)、中国本土、マカオ特別行政区、台湾の電話番号は1分あたり18香港ドル(約370円)の料金が発生する。
中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾以外の電話番号は1分あたり40香港ドル(約820円)、衛星電話の電話番号は1分あたり120香港ドル(約2,450円)に設定している。
SMSの送信は1件あたり9香港ドル(約180円)からとなる。
対応機種は中国のHuawei Device (華為終端)製のHUAWEI Pura 70 Ultraで、最新のソフトウェアを利用するよう求めている。
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