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台湾大哥大、台北市などで3Gの停波を完了



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)は台北市などで第3世代移動通信システム(3G)の停波を完了したことが分かった。

Taiwan Mobileは正式には2024年6月30日をもって3Gの提供を終了した。

本来は2024年7月1日に3Gを停波できるが、3Gの停波に伴う影響を考慮して3Gの停波は慎重に進めている。

Taiwan Mobileは公式ウェブサイトを通じて3Gの停波の進捗を公開しており、台北市では全域で3Gを完全に停波したという。

直轄市、省轄市、県としては台北市のほかに新竹市、嘉義市、連江県でも全域で3Gを完全に停波した状況となっている。

3Gの停波で影響を受ける加入者のほとんどが第4世代移動通信システム(4G)もしくは第5世代移動通信システム(5G)に移行できた地域から3Gを順次停波する計画である。

これまでに、Taiwan Mobileは第2世代移動通信システム(2G)の停波を完了しているため、3Gの停波を完了した地域では4Gおよび5Gを提供することになる。

なお、Taiwan Mobileは2GとしてGSM方式、3GとしてW-CDMA方式、4GとしてLTE方式、5GとしてNR方式を導入した。

NR方式はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で提供しており、アンカーバンドとして機能するLTE方式に常時接続が必須となっている。

そのため、3Gの停波を完了した地域ではLTE方式で音声通話を行うVoice over LTE (VoLTE)で音声通話を利用できる。

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