韓国LG U+がブロードバンドLTE-AのブランドをLTE8×3に決定、早ければ6月中に下り225Mbpsのサービスを開始
- 2014年06月17日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるLG U+はブロードバンドLTE-Aのブランドとして「LTE8×3」を発表した。
これまでのLTE8に×3が付加したブランド名となる。
×3は従来のLTEの通信速度である下り最大75Mbpsの3倍速となる下り最大225Mbpsのサービスを提供することに由来する。
下り最大225MbpsはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを適用して実現する。
ブロードバンドLTEと呼ばれる連続した20MHz幅を束ねて利用するため、ブロードバンドLTE-Aと呼ばれている。
具体的にはLTE 2600(B7) MHzの20MHz幅をメインとして下りをLTE 850(B5) MHzの10MHz幅を束ね、下り最大225Mbpsを可能にする。
下り最大225Mbpsを利用するにはLTE UE Category 6に対応した端末が必要となるが、ブロードバンドLTE-Aの開始と同時に発売される予定である。
ブロードバンドLTE-Aのエリアは韓国の一部で構築済みで、その他の地域では周波数割り当て条件の都合から2014年7月1日に一斉開始する。
早ければブロードバンドLTE-Aのサービス自体は2014年6月中に開始される見通しである。
また、LG U+は3バンドのキャリアアグリゲーションも準備している。
LTE 2600(B7) MHzとLTE 2100(B1) MHzとLTE 850(B5) MHzの3バンドで計80MHz幅を束ねて、下り最大300Mbpsを実現するという。
2014年中に提供する予定で、韓国の移動体通信事業者では最初に提供することを目指しているとのことである。
なお、80MHz幅の帯域幅は韓国の移動体通信事業者では最も多く、ブランド名のLTE8はそれに由来している。
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