ZTEの5GルータMC888 Proが技適通過、ローカル5G向け
- 2024年12月10日
- Local 5G
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
中国のZTE Corporation (中興通訊)製のNR/LTE端末「MC888 Pro」が2024年7月31日付けでドイツのPhoenix Testlabを通じて相互承認(MRA)による工事設計認証を受けたことが分かった。
工事設計認証番号は204-B00997である。
携帯通信網はNR (FR1, TDD) n41/n79, LTE (TDD) B41で工事設計認証を受けている。
無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯と5GHz帯の周波数を利用できる。
MC888 Proは第5世代移動通信システム(5G)に対応した据置型無線LANルータである。
ZTE Corporationの端末事業の日本向け公式ウェブサイトには法人向けCPEのラインナップとしてMC888 Proを掲載している。
工事設計認証を受けた周波数からも分かるが、通信速度はローカル5Gで下り最大1.4Gbpsと案内しているため、ローカル5G向けの製品と分かる。
ローカル5Gを導入する法人需要を想定して日本で展開すると考えられる。
なお、携帯通信網はローカル5Gに加えて広帯域移動無線アクセス(BWA)も利用できる。
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