Telstra Group傘下のDigicel (Tonga)が5Gを商用化、トンガ初の5Gに
- 2025年01月17日
- 海外携帯電話
トンガの移動体通信事業者(MNO)であるDigicel (Tonga)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Digicel (Tonga)は2024年11月29日に5Gの提供を開始している。
5Gを商用化した時点では5Gの基地局は6局を開設しており、すべてトンガタプ島に所在する。
下りの通信速度は平均的には550~600Mbpsとなるが、最大で1Gbpsに達するという。
5Gの無線方式としては5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入した。
サブ6GHz帯(Sub6)でTDDの周波数を使用しているため、サブ6GHz帯の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandを運用していることになる。
無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用する。
なお、Digicel (Tonga)は豪州(オーストラリア)のTelstra Groupの完全子会社である。
Telstra Groupは英領バミューダのDigicel Pacificを通じてDigicel (Tonga)を完全所有している。
Digicel (Tonga)はトンガで最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。
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