富士通製の5G基地局が新たにFCC通過、Boost Mobile向け
- 2025年01月06日
- 海外携帯電話
Fujitsu (富士通)製の基地局「TB2RU」が2025年1月3日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはCFD5G4RUTBである。
基地局を構成する無線装置で、無線方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応している。
NR BandはFR1のn66、n70、n71を運用できる。
サブ6GHz帯(Sub6)のトライバンドの無線装置となる。
帯域幅はn66およびn71では5MHz幅、10MHz幅、15MHz幅、20MHz幅、n70では5MHz幅、20MHz幅、25MHz幅で動作する。
n71ではNB-IoTも対応している。
ラベルには製造国を記載しており、製造国は韓国となっている。
NR Bandから米国の移動体通信事業者(MNO)でBoost Mobileとして携帯通信事業を行うDISH Wireless向けと考えられる。
FujitsuはDISH Wireless向けに無線装置を供給しているため、Fujitsu製のDISH Wireless向け無線装置は過去に複数の製品が連邦通信委員会の認証を通過しているが、新たな製品が連邦通信委員会の認証を通過したことになる。
なお、連邦通信委員会の認証ではFujitsuの米国法人であるFujitsu Network Communicationsが申請者として機能している。
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