シリアのSyriatelとMTN Syria、5Gの試験を開始

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シリアの移動体通信事業者(MNO)であるSyriatel Mobile TelecomおよびMTN Syria、同国の政府機関である通信情報技術省(Ministry of Communications and Information Technology)およびシリア電気通信郵便規制庁(Syrian Telecommunications & Post Regulatory Authority：SY-TPRA)は第5世代移動通信システム(5G)の試験を開始すると発表した。

Syriatel Mobile Telecom、MTN Syria、通信情報技術省、シリア電気通信郵便規制庁は共同事業を通じて5Gの試験に関して案内している。

Syriatel Mobile TelecomおよびMTN Syriaは通信情報技術省と協力して5Gの試験を開始したという。

5Gの試験はSyriatel Mobile Telecom、MTN Syria、通信情報技術省が掲げる通信インフラストラクチャの強化および高速なインターネットサービスの提供を実現するための共同計画の一環で行う。

初期の段階ではダマスカス県の県庁所在地でシリアの首都でもあるダマスカス市で5Gを運用する。

パフォーマンスの評価と市場の需要に応じて5Gを運用する地域を順次拡大する計画である。

5Gの運用を拡大する対象の地域や時期など詳細は開示していない。

周波数や技術要件などは規制当局としてシリア電気通信郵便規制庁が指定した。

Syriatel Mobile TelecomおよびMTN Syriaは通信インフラストラクチャに対する投資を継続するとともに、シリア国民が最新の技術を利用できるよう取り組むと表明している。

シリアでは5Gを運用する事例は初めてとなる。