アフガニスタンのMTN Afghanistanがブランド刷新、ミャンマー由来のATOMAに
- 2025年05月21日
- 海外携帯電話

アフガニスタンの移動体通信事業者(MNO)であるMTN Afghanistanはブランドを刷新した。
MTN Afghanistanは2025年4月19日よりブランドをMTNからATOMAに改めている。
ATOMAはMTN Afghanistanの関係会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるATOM Myanmarが展開するATOMをベースとしており、ロゴはATOMと共通である。
事実上、MTN Afghanistanはミャンマー由来のブランドに刷新したことになる。
ATOMはAdvancing Telecommunications of Myanmarを意味するが、ATOMAはミャンマーと直接的には関係ないため、公式にはAdvanced Technology of Mobile in Afghanistanを意味すると説明している。
MTN Afghanistanは南アフリカのMTN Groupが完全所有したため、MTN Groupが保有するMTNのブランドを用いてきた。
しかし、MTN Groupは2024年2月21日付けでレバノンのM1 GroupにMTN Afghanistanを売却した。
MTN AfghanistanとしてはMTN Groupと資本関係を解消したため、MTNのブランドは使用を終了することが決定しており、移行期間の満了までに新たなブランドの導入に向けて準備を進めてきた。
最終的には関係会社が展開するブランドをベースとする新たなブランドを導入することになった。
M1 Groupはミャンマーでは同国のShwe Byain Phyuと共同でノルウェーのTelenorからTelenor Myanmarを買収した。
Telenor MyanmarではTelenorと資本関係の解消に伴いブランドをTelenorが保有するTelenorからATOM、社名をTelenor MyanmarからATOM Myanmarに変更した経緯がある。
将来的にはMTN Afghanistanの社名も変更すると思われる。
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