米AmpliTech Groupがn50の5G無線装置を受注、顧客は非開示
- 2025年05月21日
- 海外携帯電話

米国(アメリカ)のAmpliTech GroupはOpen RANに対応した第5世代移動通信システム(5G)の無線装置に関して7,800万米ドル(約113億6,678万円)規模の意向表明書の署名および約100万米ドル(約1億4,568万円)相当の初期発注書を受領したと発表した。
これまでに、AmpliTech Groupと顧客はAmpliTech Group製の無線装置を顧客が7,800万米ドルで購入する内容で意向表明書に署名していた。
無線装置はOpen RANおよび5Gの無線方式であるNR方式に対応しており、NR BandはFR1のn50となる。
最初の納品は2025年度中に開始する予定で、2027年まで毎年大幅に増加する見込みという。
意向表明書に拘束力はなく、納品は発注書の受領が条件で、発注書の受領は確実ではないことも付け加えていた。
新たに初期発注書を受領したと案内しており、7,800万米ドル規模の意向表明書の一環で約100万米ドル相当の初期発注書を受領した。
初期発注書に基づき2025年度中に納品する予定である。
AmpliTech Groupは大規模なプロジェクトの重要で小規模な展開の開始を意味すると強調している。
顧客の名称は非開示であるが、著名な5G Open RANプレイヤーという。
なお、n50を運用できる1.4GHz帯の周波数はインドネシアで割当の計画がある。
インドネシアではOREX SAI、フィンランドのNokia Solutions and Networks、インドネシアのSolusi Sinergi Digitalが協力して1.4GHz帯でOpen RANの技術による固定通信用途の5Gを構築する計画を公表している。
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