ソフトバンク、エジプトで5G国際ローミングを提供開始

SoftBank Corp.はエジプトで国際ローミングを拡充した。

これまで、SoftBank Corp.の携帯通信サービスではエジプトで国際ローミングを提供しているが、国際ローミングの拡充に伴いエジプトで第5世代移動通信システム(5G)に対応している。

エジプトで国際ローミングを利用する場合は2025年6月26日より5Gの無線方式であるNR方式を利用できる。

対象の移動体通信事業者(MNO)はVodafone Egypt TelecommunicationsおよびOrange Egypt for Telecommunicationsとなる。

当初は対象の移動体通信事業者がVodafone Egypt Telecommunicationsに限られたが、2025年7月24日にはOrange Egypt for Telecommunicationsも対象の移動体通信事業者に追加された。

2025年7月24日以降にエジプトで国際ローミングを利用する場合はVodafone Egypt TelecommunicationsもしくはOrange Egypt for Telecommunicationsの携帯通信網で5Gに対応することになる。

なお、SoftBank Corp.の携帯通信サービスにはSoftBank Corp.が移動体通信事業者として提供するSoftBank、Y!mobile、LINEMOの携帯通信サービスが含まれる。

日本の移動体通信事業者としてはエジプトにおける国際ローミングで5Gに対応する事例は初めてである。

エジプトではVodafone Egypt TelecommunicationsおよびOrange Egypt for Telecommunicationsを含む4社の移動体通信事業者が携帯通信事業を展開しており、2025年6月4日に4社が同時に5Gを商用化した。

SoftBank Corp.はエジプトで5Gを商用化して1か月以内にに国際ローミングで5Gに対応したことになる。

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