シャープがモバイル型ロボット新機種を発売へ、HMSA-0073が技適通過

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)は同省が運営する電波利用ポータルで電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

SHARP CORPORATION製の端末「HMSA-0073」が2025年7月4日付けでドイツのKL-Certificationを通じて相互承認(MRA)による工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号は219-257607である。

携帯通信網では工事設計認証を受けていない。

Bluetoothおよび無線LANの周波数で通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

HMSA-0073は未発表端末のメーカー型番である。

工事設計認証ではHMSA-0073の情報、外観、内部が公開されている。

製品種別はロボットと記載しており、過去にSHARP CORPORATIONが製品化したRoBoHONのようなモバイル型ロボットとなる。

クマを連想させるデザインに仕上げている。

チップセットはSnapdragon 662 Mobile Platformで、電池パックの容量は1100mAhとなっている。

製造を担当する工場は中国のTONLY Technology (通力科技)の仲愷工場と記載しており、TONLY Technologyが中国の広東省恵州市仲愷高新区で所有および運営する工場で製造することになる。

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