北朝鮮が外国人に対してAndroidタブレットSamjiyonの販売を停止か
- 2014年07月14日
- Android関連
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の当局は北朝鮮のKorea Computer Center(朝鮮コンピューターセンター)が開発したタブレット「KCC Samjiyon (SA-70)」を外国人に対して販売することを停止したと海外メディアが報じている。
複数の情報筋が確認しており、現在は外国人がSamjiyonを購入することは不可能という。
主な理由としては転売対策が挙げられている。
Samjiyonは北朝鮮国内で200~250米ドル(約20000~25000円)の価格で販売されているが、北朝鮮から持ち出されたSamjiyonがオークションなどで元の価格の倍以上となる500米ドル以上で取引されることも確認されている。
定期的に北朝鮮を訪問して、Samjiyonを購入しては転売を繰り返していた中国人が存在したようで、それの対策とされている。
情報元では価格は200米ドルからと報じられているが、平壌に訪問した際は日本円換算で15000円程度で変えることを確認しているので、北朝鮮国内ではかなり安価で買えることには間違いない。
また、中国人は北朝鮮への旅行費が日本人よりも圧倒的に安いので、何台か買って転売すれば確実に収益は出せるので、それがあまりにも酷いと対策されるのは仕方ないだろう。
一方で、外国人に見られたくないコンテンツが含まれているため、外国人への販売を停止したとの見方もある。
実際に北朝鮮で開発された北朝鮮向けのアプリケーションなどがインストールされており、これらの内容を丸裸にされるのを北朝鮮当局が嫌がった可能性は十分に考えられる。
情報元ではSamjiyonのみに触れられており、その他の北朝鮮で販売されているタブレットについては不明である。
なお、北朝鮮ではSamjiyon以外にAchim, Arirang, Pyongyang, Ryugyongといったタブレットが販売されている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。