台湾之星電信と威寶電信の合併が完了

台湾の移動体通信事業者であるTaiwan Star Telecom(台湾之星電信)およびVIBO Telecom(威寶電信)は合併が2014年11月1日付けで完了したと発表した。

Taiwan Star TelecomとVIBO Telecomの合併はTaiwan Star Telecomが消滅会社、VIBO Telecomが存続会社となる。

また、VIBO Telecomは将来的に社名をTaiwan Star Telecomに変更する予定である。

VIBO TelecomはTaiwan Star Telecomを通じて取得した周波数を使用してLTEサービスを導入した。

LTEサービスの開始時からブランド名をT STAR(台湾之星)として展開しており、VIBO Telecomが展開してきたVIBO (威寶)のブランドを冠した店舗などをT STARブランドに変更を進めてきた。

LTEサービスの導入に先立ちTaiwan Star TelecomはVIBO Telecomを完全子会社化し、Taiwan Star TelecomとしてはVIBO Telecomを通じて移動体通信事業を展開してきた。

将来を見据えて合併が完了する前からTaiwan Star Telecomに由来するT STARのブランドに統一して展開してきたが、ようやく企業としては合併が完了することになる。

合併自体はVIBO Telecomが存続会社となるが、ブランドとしてはVIBOが消滅することになるため、合併の完了に伴いVIBOの公式ウェブサイトは削除されており、T STARのウェブサイトにリダイレクトするようになっている。

会社としてはTaiwan Star Telecomが消滅したが、すでに決定した通り将来的にVIBO TelecomがTaiwan Star Telecomに社名を変更すれば社名としてもVIBO Telecomは消滅する。

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