北朝鮮が外国人に対して3G経由のインターネットを解禁へ
- 2013年02月22日
- 海外携帯電話
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)は外国人に対してインターネットを解禁すると海外メディアが伝えている。
北朝鮮は2013年1月に外国人に対して携帯電話サービスを解禁したばかり。
当初は携帯電話サービスは音声のみとなっていたが、2013年3月1日からはインターネットが解禁されるという。
koryolink (高麗リンク)としてサービスを提供しているCHEO Technology (逓オ技術合作会社)のモバイルネットワークを使用する。
CHEO Technologyは北朝鮮の逓信省(Ministry of Posts and Telecommunications)傘下で国営のKorea Posts and Telecommunications Corporation (朝鮮逓信会社:KPTC)とエジプトのOrascom Telecom Media and Technology Holding (OTMT)が共同出資する合弁会社である。
通信方式はW-CDMA 2100(I) MHzを使用してサービスを展開している。
国際ローミングを受け入れていないため、モバイルネットワークへの接続にはCHEO Technologyの外国人向けSIMカードを購入する必要がある。
なお、CHEO Technology JV Companyの設立時はエジプトのOrascom Telecom Holding (OTH)とKorea Posts and Telecommunications Corporationの合弁会社で、Orascom Telecom HoldingはオランダのVimpelcomに買収されたが、その際にCHEO Technologyを含めたVimpelComが買収しない資産は2011年11月に設立されたOrascom Telecom Media and Technology Holdingに2011年12月までに移管された。
Orascom Telecom Holdingは後に社名をGlobal Telecom Holding (GTH)に変更した。
・ABC News
http://abcnews.go.com/Technology/wireStory/nkorea-mobile-internet-foreigners-18563264
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