タイのCAT Telecomがモバイル事業を手掛ける3部門を統合へ

タイの移動体通信事業者であるCAT Telecomはモバイル事業を手掛ける3部門を統合する方針であることがタイメディアの報道で分かった。

CAT Telecomは旧Communications Authority of Thailand(タイ通信公社)で、CAT Telecomに体制変更後は3つの部門でモバイル事業を手掛けている。

モバイル事業を手掛ける部門はAsset Management Unit、Concession Contract Management Unit、Mobile Business Unitの3部門で、これらの3部門を統合する方針という。

CAT Telecomは移動体通信事業者としてmy by CATのブランドで移動体通信サービスを提供するほか、仮想移動体通信事業者(MVNO)への設備およびネットワークの貸し出し、移動体通信事業者への周波数の貸し出しを手掛けており、特に周波数の貸し出しによる収益は割合が高い。

複数の移動体通信事業者に対して複数の周波数を貸し出ししており、それぞれ異なる部門が担当している模様である。

3部門を統合することで周波数の貸し出しに関する管理が容易になり、業務の効率化やネットワークの改善などに繋げられるとしている。

CAT Telecomは総収入の45%がTrue Mobileグループに対する周波数の貸し出しであることも明かされている。

なお、CAT Telecomは複数の不採算事業を終了することも発表している。

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