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タイでプリペイドSIMカードに個人情報登録を義務化、ルールを遵守しているか確認してきた



タイの行政機関で電気通信を管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission(以下、NBTC)は2015年1月22日に新たなルールとしてすべてのプリペイドSIMカードに個人情報の登録を義務化すると発表した。

個人情報の登録は2015年2月1日から義務化して2015年7月31日が期限となり、2015年8月以降は未登録の緊急通報など一部の機能を除いて基本的に利用不可となる。

タイでは以前よりプリペイドSIMカードに個人情報を登録する制度は強制的ではないものの存在しており、これまでに何度か義務化の話が出ていたが、NBTCの発表によるとほとんどのプリペイドSIMカードは個人情報が登録されていないという。

犯罪組織による犯罪行為にプリペイドSIMカードが連絡手段として利用されたケースが少なくない模様で、携帯電話を活用した犯罪行為などを抑制するために、個人情報の義務化に踏み切ったとしている。

すでにプリペイドSIMカードを保有している場合は、移動体通信事業者のショップに本人確認書類を持ち込んで個人情報を登録することになる。

なお、クルンタイ銀行とセブンイレブンにおいても個人情報の登録を可能とする方針を示している。

新たにプリペイドSIMカードを購入する場合は、購入時に本人確認書類の提示が必須となる。

個人情報登録の対象はすべてのプリペイドSIMカードとなっているため、日本人がプリペイドSIMカードを購入する場合でも当然ながら個人情報を登録しなければならない。

そこで、タイの移動体通信事業者が新たに導入されたこのルールを遵守しているかどうか確認してきた。

プリペイドSIMカードを購入した移動体通信事業者はTrue傘下のTrue Move H Universal Communication(以下、TrueMove H)とdtacブランドで展開するTotal Access Communication(以下、dtac)の2社である。

タイにおいて商用のLTEサービスを提供している移動体通信事業者はTrueMove Hとdtacのみであるため、この2社を選ぶことにした。

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ノンカイにあるTrueMove Hの正規店。

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ノンカイにあるdtacの正規店。

2社とも正規店を訪問してプリペイドSIMカードを購入したいと伝えれば、本人確認書類としてパスポートの提示を求められた。

パスポートを提示しなければ購入できないとのことで、新たなルールを遵守していた。

開通後は筆者のパスポート番号で登録したとのメッセージを受信し、確かに個人情報が登録されていることを確認できた。

タイ東北部のノンカイでは小規模な商店が集まった電脳ビル内において、一部の商店がプリペイドSIMカードを販売していたが、このような商店では個人情報の登録ができない場合がある。

そのため、プリペイドSIMカードを購入する場合は正規店で購入するなど、販売店をしっかりと選ぶ方が無難と言える。

プリペイドSIMカードに個人情報を登録することはタイだけでなくパキスタンなども義務化しており、海外でプリペイドSIMカードを購入する場合は常に現地の最新情報を入手するよう努めるべきである。

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TrueMove Hの開通後に受信したメッセージ。モザイクの部分が電話番号、赤色の塗りつぶし部分が筆者のパスポート番号である。dtacの開通後も同様のメッセージを受信した。

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