Foxconnが亞太電信を支配下に、役員改選で経営の主導権を握る
- 2015年06月29日
- 海外携帯電話
台湾のFoxconn Technology Group(鴻海科技集団:以下、Foxconn)は台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom(亞太電信)を支配下とした。
2015年6月26日にAsia Pacific Telecomの株主総会を開催し、取締役に相当する董事と社外取締役に相当する独立董事を改選した。
董事は12議席のうち董事長を含む6議席をFoxconn Technology Group傘下のBAO XIN INTERNATIONAL INVESTMENTS(寶鑫國際投資)が占めて、実質的にFoxconn Technology GroupがAsia Pacific Telecomの経営の主導権を握ることになった。
残りの董事はTaiwan Railway Administration(台湾鉄路管理局)が3議席を維持、Hua Eng Wire & Cable(華栄電線電纜)が2議席を維持、YU CHANG INVESTMENTS(裕晟投資)が1議席を1維持している。
なお、Asia Pacific Telecomは2015年12月末にFoxconn Technology Group傘下の移動体通信事業者であるAMBIT Microsystems(國碁電子)と統合する計画である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。