インドネシアのIndosatがLTEサービスで1.8GHz帯を使用開始、バリクパパンから展開
- 2015年07月07日
- 海外携帯電話
カタールのOoredoo傘下でインドネシアの移動体通信事業者であるIndosatは2015年7月6日よりLTEサービスで1.8GHz帯(Band 3)の使用を開始した。
これまでは900MHz帯(Band 8)のみでLTEサービスを提供してきたが、今後は1.8GHz帯と900MHz帯のデュアルバンドでLTEサービスを提供することになる。
1.8GHz帯によるLTEサービスの開始当初は900MHz帯と異なる地域で展開しており、まずはカリマンタン島のバリクパパンで1.8GHz帯のLTEサービスを利用可能としている。
将来的には1.8GHz帯と900MHz帯を束ねたCA_3-8を適用し、LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを導入する計画も明らかにされている。
インドネシア政府は複数の移動体通信事業者に対して1.8GHz帯におけるLTEサービスのライセンスを2015年7月6日に交付しており、それに伴ってIndosatは1.8GHz帯によるLTEサービスを始めた。
なお、Indosat以外にTELKOMSELブランドで展開するTelekomunikasi Selular、3(Tri)ブランドで展開するHutchison 3 Indonesia、XLブランドで展開するXL Axiataに対しても1.8GHz帯におけるLTEサービスのライセンスが同日に交付されており、同時に1.8GHz帯でのLTEサービスを開始した。
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