インドネシアのXL Axiataは900MHz帯のLTEサービスを拡大せず、今後は1.8GHz帯に注力
- 2015年07月18日
- 海外携帯電話
インドネシアの移動体通信事業者でXLブランドを展開するXL Axiataは2014年第4四半期より900MHz帯(Band 8)でLTEサービスの提供を開始し、2015年7月6日からは1.8GHz(Band 3)のLTEサービスも開始した。
LTEサービスの開始当初は900MHz帯のみで展開していたが、今後は900MHz帯のLTEサービスは提供エリアを拡大せずに、1.8GHz帯のLTEサービスに注力する方針であることがインドネシアメディアの報道で分かった。
XL Axiataが保有する900MHz帯の帯域幅はわずか7.5MHz幅、一方で1.8GHz帯の帯域幅は22.5MHz幅も保有しており、今後のLTEサービスは多くの帯域幅を利用できる1.8GHz帯での展開に注力するという。
1.8GHz帯はGSM方式からFDD-LTE方式への転用を進め、900MHz帯では引き続きGSM方式を継続する方針という。
なお、1.8GHz帯におけるLTEサービスは2015年7月6日よりインドネシア政府による認可が下りたため、それまではLTEサービスを提供するならば900MHz帯を利用する以外に選択肢はなかった。
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