タイの2015年Q1における携帯電話シェアはAISがトップ、プリペイド率は約87%
- 2015年08月22日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業を管轄するNational Broadcasting and Telecommunications Commission (NBTC)は2014年度末時点におけるタイの電気通信事業の統計情報を公開した。
2014年度末時点の統計情報としており、2015年第1四半期末時点のデータとなる。
携帯電話契約数は約9,710万件となっており、そのうちプリペイド契約は8,420万件、ポストペイド契約が1,290万件で、プリペイド契約の比率は約86.7%に達する。
ARPUはプリペイド契約が136タイバーツ(約474円)で、ポストペイド契約が565タイバーツ(約1,970円)となっており、ポストペイド契約のARPUはプリペイド契約のARPUを大幅に上回っている。
移動体通信事業者別のシェアはAdvanced Info Service(AIS)、Advanced Wireless Network(AWN)、Digital Phone(DPC)から構成されるAISグループが約45.62%で首位、Total Access Communicationとdtac TriNet(DTN)から構成されるdtacグループが2位で約28.85%、True Move H Universal Communication(TUC)、True Move、Real Moveから構成されるTrue傘下のTrue Mobileグループが3位で約24.36%と続いている。
大手3社で約98.83%を占めており、残りは4位のTOT(旧タイ電話公社)が約0.61%、5位のCAT Telecom(旧タイ通信公社)が約0.56%となっている。
なお、シェアがトップのAISグループはLava Internationalと協業して自社ブランドのスマートフォンを展開している。
AISグループが展開するスマートフォンのラインナップや価格情報は下記から確認できる。
AIS LAVA mobile phone price list
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