PantechとTelekomunikasi Indonesiaが提携へ、Pantechはインドネシアへの参入に前進
- 2015年10月17日
- 海外携帯電話
韓国のPantechはインドネシアのTelekomunikasi Indonesiaの子会社でTelkomグループであるPINS Indonesiaとスマートフォンや情報通信技術における事業で提携する計画であることが韓国メディアの報道で分かった。
PINS Indonesiaの関係者らが訪韓しており、Pantechの関係者と提携について協議していることが分かっている。
PantechはSOLiDとOptisによる共同出資のSMA Solution Holdingsに買収されることが決まっており、SMA Solution Holdingsに買収されてからはインドネシアのスマートフォン市場に参入する計画である。
インドネシアのスマートフォン市場への参入に向けて、インドネシアでスマートフォンの流通など様々な事業を手掛けるPINS Indonesiaとの提携関係を深める見通し。
Telekomunikasi Indonesia傘下のTelkomグループにはインドネシアの移動体通信事業者でTELKOMSELブランドを展開するTelekomunikasi Selularも含まれており、PantechはTelekomunikasi Selularを通じたスマートフォンの販売も目指すという。
インドネシアでは各移動体通信事業者の本格的なLTEサービスの開始に伴い、エントリークラスのLTE対応スマートフォンの需要が高まる中で、Telekomunikasi SelularもLTEサービスを本格化しており、特に加入者数がインドネシアでトップのTelekomunikasi Selularは1億を超える加入者を抱えている。
Telekomunikasi Selularの全加入者のうち5%がPantechのスマートフォンを選べば、それだけでも650万台のレベルに達するとしており、Telekomunikasi Selularを通じた販売を早期の段階で視野に入れている。
Pantechは2016年にインドネシアで新型のスマートフォンを投入する計画を明らかにしている。
また、インドネシアにおけるビジネスを強化するために、PantechとTelkomグループは合弁会社を設立する可能性も指摘されている。
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